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2006-06-23

AMI

今日は病棟の患者さんの心電図を記録しに行きました。
病棟ですから、当然何らかの疾患を抱えている人・・・

何も知らずにとった自分て、何にもわかってないんだなーって思いました。

何のために心電図を記録するのかを…。
行ったのは午後、比較的余裕のある時間帯でした。
部屋につくと人工呼吸器をつけ若干痙攣気味の様子。
意識はほぼなく、やや発熱があるという状態でした。

私は普通に心電図を記録しました。

本来なら、事前にカルテに目を通し病状をある程度把握しておくべきだった。
そこには前回の心電図もあるのだから。

波形を記録した時、明らかなSTの上昇を認めました。
しかし胸痛の訴えを聞ける相手ではないし
様子に変化が無いので緊急性は少ないのではないかと判断したのです。

私はその場を去りました。

今にして思えば、、、
馬鹿だなって・・・。

MIの変化の様子は
T波増高→ST上昇→異常Q→冠性Tと、ちゃんと勉強していたじゃないか。

過去にPMを入れた別の患者さんで、かなり激しくSTが上昇していたのに
平然としている様子を見たことがあっただけに
この時もそうなんじゃないかと思ってしまったんですね。

違うよ全然。
そもそも患者さんが違うじゃないか。

検査室に戻ってから、どうにも引っかかってはいたので
先輩技師に聞いてみました。
余分に取ってあった波形を見せて。
「前回との変化は?これはドクター報告の可能性アリの所見だぞ!!」

すぐに病棟に戻り前回との比較。
すると完全に違う波形。同じ人とは思えないくらい・・。
この波形を持ち、急遽ドクターのところへ走りました。

そこで聞かされたのは、この患者さんは昨夜アレストを起こし
DCを使ったと・・。
胸に残る火傷の跡なんて、気にも止めてなかった。

とりあえずUCGを行うことになり、再び病棟へ。
するとやはり動きが悪い。
所見を医師に見せると、AMIと診断されました。

しかしカテは行いませんでした。
何故ならその患者さんは別の疾患も抱え体力的にも辛いだろうと。
ドクターはこの旨を家族に話すそうです。



先輩技師からは、
ST上昇を見逃さなかったことが第1歩になると言われました。
・・・一応、検査技師としての仕事をしていると。。

でも私はカルテを見なかった。
胸の火傷に気付かなかった。
ドクター報告になるなんて思わなかったし
大丈夫だろうって思ってしまった。


昨日に引き続き今日はコレかい;;
医療人は甘くないネ。

まだまだこれからなんだろうけど…。
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プロフィール

ロゥタス

Author:ロゥタス
臨床検査技師として奮闘中
生理検査室勤務

好きなもの:音楽、蓮、化粧品、映画
嫌いなもの:蜘蛛
血液型:CDe/CDe 日本人no.1(笑)
星座:はかり
目標:プラス思考、更に資格取得
座右の銘:初心忘れるべからず

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